相続・離婚

相続や離婚の問題は、家族や親族間での感情的な衝突を伴う場合が多く、法律的な対応が欠かせません。当事務所では、依頼者の立場に寄り添いながら、適切かつ迅速な解決を目指します。

以下、相続および離婚に関する具体的な業務内容を詳しくご説明します。

相続業務

遺言書の作成および執行

遺言書作成のサポート

相続トラブルを未然に防ぐため、法的に有効な遺言書を作成します。以下の形式に対応可能です。

自筆証書遺言

必要な要件を満たすためのアドバイスを提供。必要に応じて法務局での保管制度を活用します。

公正証書遺言

公証役場での作成手続きをサポートし、公正証書遺言で作成すれば、検認という裁判所の手続きを省略でき、自筆証書遺言よりも早く財産の移転が可能です。

遺言執行者としての対応

遺言書に基づき、遺産を受遺者に移行します。

遺産分割協議・調停・審判

遺産の調査

相続が生じた時、被相続人がどこに金融資産を有していたのか、どこに不動産を所有していたのか、そもそも遺産として何があるのか分からないという事案も多々あります。当事務所では、被相続人の金融資産や不動産などの遺産の調査を行います。

遺産分割協議・調停・審判

相続人同士で直接交渉することが難しい場合、弁護士が代理人として対応します。トラブルが深刻化した場合、家庭裁判所での調停や審判も視野に入れます。

相続放棄および限定承認

相続放棄の手続き

借金や負債を相続しないための相続放棄手続きを代理します。相続人になったことを知ってから３か月経過した後でも、例外的に相続放棄が受理されることもあります。あきらめず検討する必要があります。

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離婚業務

離婚協議のサポート

条件の整理と交渉

離婚に伴う条件（財産分与、養育費、親権、慰謝料など）を整理し、依頼者の利益を最大限守る形で交渉を進めます。

公正証書の作成

離婚協議での合意内容を法的に拘束力のある形で残すため、公正証書の作成をサポートします。

調停・裁判離婚

調停離婚

協議離婚が成立しない場合、家庭裁判所での調停手続きを代理します。感情的な対立を緩和し、冷静かつ迅速な解決を目指します。

裁判離婚

調停が不成立の場合、裁判での離婚手続きに対応します。裁判では離婚原因や慰謝料、親権などを法的に主張し、依頼者の利益の最大化を目指します。

財産分与・慰謝料請求

財産分与の交渉

離婚時の財産分与について、対象となる財産の範囲や分配割合を整理し、交渉を代理します。

慰謝料請求

不貞行為やDVなどが原因で離婚に至った場合、慰謝料請求を代理します。不倫の相手方の給料の差し押さえなど強制執行手続きも代理します。

親権・養育費・面会交流

親権の取得

子どもの親権を確保するために必要な証拠を収集し、裁判や調停で依頼者の適格性を主張します。

養育費の取り決め

子どもの養育費を取り決める際、適切な額を算定し、相手方との交渉を代理します。また、未払いの場合には強制執行手続きを行います。

面会交流の条件交渉

面会交流に関する条件を調整し、子どもの福祉を最優先にした解決を図ります。